介護士として働く方法は、正社員だけではありません。正社員以外にも、バイトや派遣社員として働く方法があります。

まず派遣とバイトの違いですが、主に雇用主の違いにあります。バイトで働くというのは、あくまで勤めている病院や介護事務所が雇用主です。
しかし、派遣の場合は働いている職場ではなく、派遣会社が雇用主になります。派遣として働く場合には、派遣会社と契約を結ぶという事ですね。

では、こういった正社員以外で介護士として働く上でのメリットはあるのでしょうか。
メリットはいくつかありますが、一番メリットになるのは働く時間が自由に選べるという事でしょう。正社員の場合、基本的には1日が8時間勤務で週5日出勤する事になりますよね。しかし、派遣社員やバイトなら、1日3時間だけ週3日出勤するという働き方もしやすくなります。時間に縛られにくくなるので、子育てしながら働く女性や、個人の都合で長時間働く事ができないという方も無理なく仕事ができますよね。

それ以外にも、非正規だと資格取得に向けて実務経験が積みやすいというメリットもあります。
介護士としては働くには、必ずしも資格は必要ありません。しかし、キャリアアップを目指すなら、やはり介護福祉士やケアマネージャーといった上級資格を持っておいて損はありません。こうした資格を取得するには、介護現場での実務経験が必要です。派遣で働いた時間も実務経験に認められるので、派遣で働きながら実務経験を積み、空いた時間に勉強をして資格取得を目指すというのも良い方法ですよ。

非正規で働くことを決めている方の中には、派遣が良いのかバイトが良いのかで天秤にかけている人もいるかと思います。
序章で語ったとおり、大きな違いは雇用主の違いですが、他にも色々と違うポイントは存在します。その詳細については、【あなたに合った働き方は?】の中にしっかりと記載されているので、気になる方は目を通してみてください。